【外反母趾】を治すのに、いらないモノ、いらないコト☆
こんにちは、フットコンディショニング豊橋の杉浦です♪
今日は、外反母趾を治すためにいらないモノ、コトについて書いていきたいと思います。
いらないだけではなく、やることで余計に悪化させてしまうコトもあるので、外反母趾の改善をお考えの方はぜひチェックしてみてください。
< 足のトレーニングやストレッチ、マッサージ >
具体的には、タオル掴み、グーチョキパー、親指に輪ゴムを引っ掛けるもの、爪先立ち、などがあります。
足のトレーニングをしなさいという方たちの言い分は、足の筋力が弱っているという考えがベースになっているのですが、私たちの考えでは、足を使いすぎてなっている、過剰に負担をかけてなっているので、これ以上負担をかけてどうするのという言い分です*
もし足指を使った方が治るのであれば、ハイヒールを履いていたら足指に体重がかかり良くなるということになります。しかしそんなことはないでしょう。ですから足のトレーニングは必要ないと考えています♪次に足のストレッチですが、足だけではなく、例えば肩こりもそうですが、ストレートネックや巻き肩などで頭が前にいってしまうのを支えるために、必要があってこわばっているものをほぐして柔らかくしてしまったらそれは害になりますし、意味がありません*
同様に、悪い足というのは、土踏まずがつぶれて崩れているのでそういった状態に対してこれ以上潰れないように必要があってこわばっているということになります。ですからストレッチも必要ありません。マッサージも同じような理由から必要ありません♪
< 手術 >
結論からいうと、やらなくても治せるからということになりますが、足の専門医がいない日本では、手術以外の方法が見当たらないという方もいらっしゃるかも知れません*
しかし、正しい治療をすることで外反母趾は治せますし、手術をしたとしても、癖は直せないのでまた同じような状態に戻っていってしまいます。指の上に親指が乗ってしまっている場合などを除けば、外反母趾は歩き方でなっている病気なので歩き方を治すことで改善できます☆
*テーピング
外反母趾のテーピングは昔から結構あるのですが、外反母趾は歩き方で発生しているので、歩き方を直さない限りテープをして固めても仕方がないということになります。悪い足の形になる歩き方をしているのに対して、テープで固めました。じゃあいつまでテープをしたらいいですか?ということになります。一生です。そこだけ見てもおかしいのですが、テーピングというのはどういう時に必要かというと、例えば捻挫などです。捻挫というのは歩き方ではなくて、一瞬の事故でやっちゃったものですから、ゆるくなった部位を固めるという意味でテーピングをするのは必要なわけです。ですから外反母趾にテーピングは必要ないのですが、他にも、テーピングは足を固めてしまうので、歩くときに足は変形しながら使っているという特徴を発揮できなくなってしまいます。これも非常に問題で、害になります♪
*サポーター
テーピングと重なる部分もあるのですが、足の親指を広げる方向に矯正するサポーターなどは非常に良くありません。なぜかというと、外反母趾は足の親指が内側にいってしまう病気ではなくて、足の横幅が広がることで親指が内側にいっているように見える病気です。そんな状態で親指を広げてしまえば、足の横幅はさらに広がってしまい悪化してしまうということです。サポーターは必要ありません♪
では、外反母趾を治すために必要なことは何かというと、
1つ目は歩き方を治すということです☆歩き方といっても適当な治し方ではダメで、外反母趾の原因は足が過剰に回内してしまう歩き方を直さないといけないので、過剰回内(オーバープロネーション)を治せる歩き方です。どこかで診てもらうのであれば、その人がオーバープロネーションを知っているかどうかが判断基準になるでしょう。
2つ目は角度を測ることです☆外反母趾は肩こりや腰痛とは違いしっかりと数値化できる病気であり、正しく歩けば角度が改善する病気です。ですから確実に数値化することが正しく治療ができているかどうかの判断基準になります。私たちの治療では、35度までの外反母趾であれば正常値の15度以下まで改善させた実績があります。
右足
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