♫あなたの〇〇らしさがあなたをヘトヘトにしている..

あなたの言うあなたの人間らしさがあなたをヘトヘトにしている。

今日は、姿勢指導や歩行指導のカリキュラムをすすめるにあたって障害になる問題について書いていきたいと思います！

治療の障害になる問題、それは私たちの疲労の原因でもある問題です！

私たちが日頃、何に体力を使っているかというと、選択することに体力を使っています。私たちは毎日、今日着る服は何にして、何を食べるか決め、買い物で陳列棚から何かを選ぶという決断を１日に何十回としています＊

この、選択するという作業は１日に１０回位しか集中してできないほど体力を消耗すると言われていて、有名な社長が毎日同じ服を着ることでその体力を温存して、別の決断に体力を使っているといった話があるほどです。
ですから、執着のない事柄に対しては、同じものに決め、なるべく固定化していくという方法があります。イチロー選手が毎日カレーを食べていたようにです。

この固定化するということが習慣化になるので、習慣化は、楽をする♪体力を温存することであって、本来つらいものではないということ☆固定化、習慣化は、すごい人がやっていると聞くことが多いのですが、すごい人というのはよく人間離れした〇〇と表現されます。

この人間離れしたという表現の正体は、神様のような、ではなくロボットのように同じことを積み重ねた結果としてそうなっていることが多いということです☆

治療の現場でも、この、ロボットのようにカリキュラムをすすめるということが重要になってきます＊

カリキュラムという言葉自体が、固定化を意味していると思うのですが、歩行指導の内容は歩行指導協会の中島先生が作った内容であり、歩行指導に興味を持たれた方は、中島先生のYouTubeを見て興味を持ったという方が多いと思います。

ですから私たちインストラクターが勝手に内容を変えたりしたらいけない内容でもあります。その上で、中島先生から歩行指導と同じくらい注意をされているのが、患者さんが自分の世界に行ってしまわないようにということです＊

 

例えば、「この歩き方は軽くないですか？」という質問をしたときに、「何か不思議な感じかする～」と答える方がいます。

この場合、軽いか軽くないかを聞いているのに、それ以外の答えが返って来ているわけで、これを自分の世界に入っていると言っているわけです。

 

 

もし、「この歩き方どうですか？」とインストラクターが聞いているとしたら、どう？という質問の答えは無数にあり、患者さんはその中から１つを選ばないといけなくなります。シャンプーの陳列棚から１つのシャンプーを即決しなければいけない時のような体力を使わせてしまうことになります＊

ですから体力を使わせないようにクローズドの質問をしているわけですが、それでも広い宇宙に飛び立ってしまわれる方はいらっしゃいます。

そして、そういう方は自分なりの疑問や質問が多かったり、私はこう思うという主観を優先させてしまう方までいらっしゃいます＊

ですがその方の思ってる真っ直ぐの姿勢が真っ直ぐではないから体を痛めてしまっているわけですし、歩行指導をした時の疑問点は、これまでに何千と指導して来た中でそれらの疑問点を潰しながらカリキュラムが進んでいくように作り込まれているわけです＊

そして適切な順番で指導を進めていくために、今日はここまで☆ということになります。

これを宿題として家で練習して来た後でこれをやるから伝わるけど、今これを伝えても理解するのが難しかったりどっちつかずになるという問題もあったりするからです。ですからロボットのように受けていただくのが最適です＊

質問をするのは良いことですし、同じ質問でも何度も答えるのが私たちネイティブウォーキング協会インストラクターの仕事だと自負しています。ただそれは私たちが指導していることの内容に対しての話ということになります☆

このように治療の障害にもなり、疲労の原因にもなる問題ですが、これは睡眠の障害にもなります。無数の選択肢が頭の中に広がってしまうと、頭の中がグルグルとなって脳を休めることができなくなるからです。歩行指導のカリキュラムは、このような問題にも力を入れた内容になっています☆

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